リボベジってなに?
「リボベジ(Reborn Vegetable)」とは、普段は捨ててしまう野菜の根元やヘタなどを再利用して、もう一度育てる家庭菜園の方法です。
水に浸けておくだけで始められるので、道具がなくても、キッチンの一角で気軽に野菜を育てることができます。
育てた野菜は、ちょっとした薬味やサラダのトッピングに使えて、見た目も可愛く、家庭菜園の入門としてもおすすめです。
リボベジのメリット

- 省スペースで手軽に始められる
- 何度か収穫できて節約にも◎
- 野菜が育つ様子を間近で楽しめる
- フードロス削減にもつながる
リボベジにおすすめの野菜5選
豆苗
豆苗は、リボベジの定番中の定番!根付きの状態で売られていることが多く、根元を水に浸けるだけで1週間ほどで再生します。
成長が早く、1〜2回は収穫可能。炒め物やスープに大活躍します。
毎日水を交換して清潔に保つのが長持ちのコツです。
万能ネギ(青ねぎ)
根元を少し残して水に入れておくだけで、数日で再びぐんぐん伸びます。
薬味として少量使いたいときに便利で、キッチン栽培との相性も抜群。
毎日少しずつ収穫できるので、料理のアクセントにぴったりです。
にんじん
にんじんのヘタ部分を水に浸けておくと、葉が伸びてきます。
葉にんじんとして観賞用や料理の彩りに使えるのが特徴。
収穫した葉は、天ぷらや炒め物、スープの具にも使えます。根は再生しませんが、見た目も可愛いので人気があります。
大根
大根もにんじんと同様に、ヘタ部分を水に浸すと葉が再生します。
葉はおひたしや炒め物にして美味しくいただけます。
成長が目に見えてわかりやすく、育てる楽しさも十分。毎日水を交換し、日当たりのよい窓辺などで育てると◎
小松菜
根元を少し残した状態で水に浸すと、中央から新しい葉が出てきます。
育てやすく、リボベジの中でも比較的長く楽しめる野菜です。
収穫できる量は少なめですが、サラダや味噌汁などに使えます。
リボベジの育て方・コツ
- ガラスコップや浅皿でOK。底が広めの容器だと安定します
- 毎日水を入れ替えて、ぬめりや臭いを防ぎましょう
- 窓辺などの明るい場所(直射日光は避ける)に置くのが理想
- 成長が止まったり、葉が弱ってきたら終了のサインです
まとめ|リボベジは「おうち菜園」の第一歩
リボベジは、身近な野菜から始められる簡単・楽しい・エコな家庭菜園。
忙しい日常の中で、少しだけ自然を感じられる時間をくれる、癒やしのグリーン体験です。
お金も場所もかけずに楽しめるので、ぜひあなたのキッチンでも小さな家庭菜園を始めてみてください
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